子供の頃からお茶漬けが好きだ。
お茶漬け海苔を入れたやつも嫌いじゃないけど
好きなのは梅干しやお漬け物、つくだ煮を添えたやつ。
夏は冷たく、冬は熱々にして食べる。
父は昆布のつくだ煮をたっぷり入れたお茶漬けが好物で
飲んだ後でおいしそうにかけ込む。
母はわたしが子供の頃、よく残りご飯にお漬け物でお茶漬けを
一人の昼食に食べていた。
たまたま学校から早く帰ってくると母の遅い昼食にぶつかり
一口ねだったものだ。
お茶漬けなんて食べ慣れてるのに、
人が食べているとものすごくおいしそうに見えるのだ。
いかなごのつくだ煮をいただいた。
春を感じますね。
昆布と干し椎茸ののつくだ煮と、大根葉とちりめんじゃこの炊いたのがあったので
一緒に並べて盛ってみると
お茶漬けが食べたくなった。
つくだ煮が常備してある家ってなんかいい。
昆布のつくだ煮
だしを取った後の昆布を好きな大きさに切る。
(冷凍庫に保存しておき、ある程度たまったら炊くとよい。)
お酢と水を1:1の割り合いで割ったもので
柔らかくなるまで昆布を炊く。
充分柔らかくなったら水分をしっかり飛ばし、
しょうゆ、みりん、酒、砂糖で味付けし、煮含めていく。
(実山椒、戻して切った椎茸を入れるならこの時に。)