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2006年 03月 26日

個性

今日はいちご狩りに行って来た。

大人になってから、〜狩り、というのに行くのは初めてだったので
前日から少しドキドキワクワク。
大人気らしく、予約をして行ったのにビニールハウスの前はすごい人で
練乳とホイップクリームの入った容器を手に並んで待つ。
元をとらなくては、といういやしい気合いも働いて
並んでいても落ち着かない。
こんなにたくさんの人が満腹になるだけのいちごが
はたしてこの中にあるのだろうか。と友人と背伸びして中をチェックする。

扉が空くと同時にみんな競い合うようにいちごを口に入れる。
少しでも大きくて甘そうなのを見つけては自慢しあう。
すごい光景だ。
お腹が一段落して周りを見回すと、子供からお年寄りまで、
一心不乱にいちごをほおばっている様子に
なんか微笑ましいを通り越して笑えてきた。

で、今日思ったんだけど、
同じハウスの中でもいちご一個一個の味がすごく違う。
どういうのが甘いのかいろいろ比べてみたんだけど
結局わからなかった。
赤くても味気ないのもあるし、色が浅くても甘いのもある。

練乳ばかりおかわりしている人や、
少し食べて、もういらない。と出ていく人、
クリームをなめ続けている子ども、
いろんな人がいて、いろんないちごがあるのだ。と
当たり前だけど、なんか妙に納得した。

食べる人も料理するものも、いろいろなのだと知ることは
もっとも基本的なことなのだ。
だけど、それをおざなりにしてるよな。って思うことが
ちょくちょくあるので、わたしも気を付けないとなあ。
細かい分量の書いたレシピが好きではないのは
そのへんからくるのだと思う。



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by mido-remix | 2006-03-26 23:15 | いろいろ | Comments(4)
2006年 03月 22日

味ばなし

料理の中では食べるのも作るのも和食がいちばん好きだ。
もちろん他の料理も大好きだけど
なんだろうなあ。やっぱり日本人だからなのかなあ。

にほんじん云々は置いといて、日本料理の文化が好きだ。
他の国の料理のことを詳しく知ってるわけじゃないけど
丁寧、とか、心遣い、とか
そういうことにかけては一番なんじゃないかな。

炊きあわせ、なんてひとつひとつの具材を別々の調味料で別々に炊いて
お皿に合わせ盛るのだ。
そんな面倒なことをする理由は「その方がおいしいから。」
相手においしく食べてもらうために手間を惜しまず、
しかもあくまで、さりげなく。
上からかけるお汁でひとつにまとめあげるものなので
どれをかけるか、それも心配り。

ひさしぶりに読み返している
『吉兆味ばなし』
ずいぶん前に読んだので中身をすっかり忘れてしまっていたけど
今読むと新しく感じ入ることがたくさんある。
まさに、日本料理の、こころが書いてあると思う。
今日読んでいて、ほうっとため息をついてしまったのが
手間ひまのかかることを心底楽しんでできないとほんとの料理は作れない。
暇な時に、そういうことをやりためておく。
これは「たしなみ」であるが本当は「たのしみ」である。
というくだり。

ああ、日本人でよかったなあ。
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by mido-remix | 2006-03-22 22:29 | | Comments(3)
2006年 03月 16日

つくだにつくる

子供の頃からお茶漬けが好きだ。

お茶漬け海苔を入れたやつも嫌いじゃないけど
好きなのは梅干しやお漬け物、つくだ煮を添えたやつ。
夏は冷たく、冬は熱々にして食べる。

父は昆布のつくだ煮をたっぷり入れたお茶漬けが好物で
飲んだ後でおいしそうにかけ込む。

母はわたしが子供の頃、よく残りご飯にお漬け物でお茶漬けを
一人の昼食に食べていた。
たまたま学校から早く帰ってくると母の遅い昼食にぶつかり
一口ねだったものだ。
お茶漬けなんて食べ慣れてるのに、
人が食べているとものすごくおいしそうに見えるのだ。

いかなごのつくだ煮をいただいた。
春を感じますね。
昆布と干し椎茸ののつくだ煮と、大根葉とちりめんじゃこの炊いたのがあったので
一緒に並べて盛ってみると
お茶漬けが食べたくなった。

つくだ煮が常備してある家ってなんかいい。


    昆布のつくだ煮
   
      だしを取った後の昆布を好きな大きさに切る。
      (冷凍庫に保存しておき、ある程度たまったら炊くとよい。)
      お酢と水を1:1の割り合いで割ったもので
      柔らかくなるまで昆布を炊く。
      充分柔らかくなったら水分をしっかり飛ばし、
      しょうゆ、みりん、酒、砂糖で味付けし、煮含めていく。
      (実山椒、戻して切った椎茸を入れるならこの時に。)
   
 
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by mido-remix | 2006-03-16 21:59 | たべる | Comments(3)
2006年 03月 14日

頭がよくなる

ねぎを山ほどもらったのです。
ので今日はねぎ焼きにしてみました。

ざくざく切って、大根、人参の千切りも入れて
うどんだしと、牛乳と、小麦粉、卵、
あと、ちりめんじゃこ。
混ぜてごま油をひいてホットプレートで焼く。
チーズをのせてひっくり返す。
カリッとパリッと焼く。

酢醤油と唐辛子で食べる。
ビール飲み過ぎるなあ。
こどものおやつにもいいかも。

休みにまた作ろ。
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by mido-remix | 2006-03-14 21:03 | たべる | Comments(5)
2006年 03月 06日

引き出し

実家から採れたてブロッコリーをもらった。
 
新鮮な野菜って茹で時間が短い。
すぐに柔らかくなるのだ。
多分、時間が経っていない分、水分量が多いのだろう。
瑞々しいというもの。

昨日本に載ってた、豆腐マヨネーズを作ってみたので
一緒に食べてみる。
今までいろいろな豆腐マヨネーズレシピを試したんだけど
これが一番おいしかったので紹介しときます。

 木綿豆腐1丁をしっかり水切りし米酢大さじ1と1/3、梅酢大さじ2/3、
 レモン汁大さじ1、米飴大さじ1、白味噌小さじ1、マスタード小さじ1、
 塩小さじ1を一緒にミキサーかフードプロセッサーにかける。
 紅花油を少しづつ加えて攪拌しなめらかなピューレ状にする。

家にある材料ばかりではなかったので、米飴は砂糖(てん菜糖)、梅酢と塩は梅干しの汁で代用した。
マヨネーズよりおいしい!ってほどではないけど
しみじみとしたおいしさ。
たっぷり野菜に付けて食べると優しく野菜を引き立てる。

ものの試し、で気が向いたら作ってみてください。
アボガドと一緒に薄切りのパンドカンパーニュに載せて
食べるとすごくおいしい。
食べたことない味。から新しい味覚が生まれ、
好奇心が広がっていく。
人間である以上食べ物に保守的になるなんてつまらない。


 

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by mido-remix | 2006-03-06 22:12 | | Comments(3)
2006年 03月 05日

夢の喫茶店

お店に小さい子供さんが来ると
いいですね。和やかな雰囲気になって。
たまにお客さんが子供さんを連れて来てくださると
ほんわか店中があったかい感じになる。

いくつの時だったか忘れたけど子供の頃、
母と祖母と3人でデパートに買い物に行き、
お茶でも飲もうと言うことになって屋上の小さな喫茶店
ティールームのような所に入った。
カウンター数席だけで、おばちゃんが一人で切り盛りしてたと思う。
大人達はアイスコーヒー、わたしはアイスクリームを注文し、
おしゃべりに夢中の母と祖母の隣でわたしは
カウンターの中のおばちゃんを見ていた。
そして一人で衝撃を受けていた。

おばちゃんは紙パックのアイスコーヒーをグラスに注ぎ
ケースのアイスクリームをカップに丸く載せて
箱の中からウエハースを取り出し横に添えた。
缶詰めのサクランボをちょこんと載せ
わたしたちの前に並べた。

母達が相変わらずおしゃべりをしている横で
アイスクリームを食べながら幼いわたしは
大人の世界を見た気がした。
『おみせやさん』の裏側。
子供のわたしにとっては、『おみせやさん』の料理とはあくまで
家なんかでは食べられないプロの作るもので、
しかるべき人がしかるべき技術を習得し、そして
『おみせやさん』になるという漠然とした思い込みがあったのだ。

あのとき受けたショックは未だに忘れられない。
でもそれがわたしの思う『おみせやさん』を作る原点になっていると思う。
お店に小さいお客さんが来ると
カウンターの中に入っておいで。って言いたくなる。
アイスコーヒーもアイスクリームも
クッキーもみんな、ちゃんと作ってるよ。
うちの味だよ。おいしいよ。
胸を張って言える、お店でありたいなと思う。
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by mido-remix | 2006-03-05 00:50 | ロカ | Comments(8)
2006年 03月 01日

ヘルシー嫌い

このところ雑誌に載せてもらう機会が増えて
ありがとうございます。

取材を受けるたびにいつも思うけど
ほんと健康ブーム、なんだな。
ヘルシーであることを心掛けてます。っていう
コメントを求められてるんだな。と感じる。

全く考えてないって言ったら嘘になるけど
健康のためにいろんな食材を使っているわけじゃないし
健康のために野菜をたっぷり使っているわけじゃないし
健康のために分搗きご飯を出しているわけじゃない。

毎日食べるものだから、
いろんなものを食べられたら嬉しいと思うし
わたしは野菜好きだし
分搗きご飯のほうが腹持ちいいし。

それを食べてくださる人がヘルシーって思われるのは
人それぞれで、また嬉しいことではあるけど
雑誌に、野菜たっぷりヘルシーランチって書いてあっても
わたしたちはあくまで
自分達の好きなものを、好きな空間で、好きなように
やっているのです。

だから紙面を見るたびちょっと複雑な気持ちになる。
みんなそんなことないのかなあ。
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by mido-remix | 2006-03-01 21:26 | ロカ | Comments(5)