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カテゴリ:本( 9 )


2008年 04月 21日

世界はいろんなおいしいものであふれている

大きな本を買った。
でも大きすぎて持ち運べないので、
家で過ごす一日のうちのちょっとした時間で、ちょっとづつ読んでるから、
一週間前に買ったのにまだ半分も読めてない。
というか半分は写真なので、見れてない。か。

世界中のいろんな国の家族の、
一週間分の食料を前にポートレートを撮るという本なんだけど、
普通におもしろい。
家族が変われば、量も質も全く違う。

でも興味深かったのは、
本にも書いてあったけど、
後進国の貧困な人の方が、昔ながらの食生活をしていて、
健康的に食べているイメージがあるけど、
ちゃんと食べられていないのに、インスタント麺をかじったりしている。
先進国の食料過多な国の人の方が、体の事を考えて食べていたりしてる。
まあ、それが本当に体のためになっているのかは別にして。

ファーストフードの誘惑は人間の本能を狂わせるほど強力で
それに打ち勝つのは知性と理性なんだと思うと、
こんなに考えて食べなくてはいけない時代なんやなあ。って
単純に思った。

葉っぱは緑、空は水色。
そういう教育が食べることにも必要な時代。
おいしい。ってなんだ?
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by mido-remix | 2008-04-21 21:19 | | Comments(3)
2007年 04月 11日

もうすぐ4になる

最近、仕事も家のこともやたらと忙しくて日記も久しぶり。
この季節はなんだか疲れますね。
いっぱいやることがあるし、常連さんが転勤していかれたり
新しいお客さんが増えたり、そういうの気持ちが落ち着かない。
そんなこんないいながら、今月で4周年を迎えるのでした。

4周年記念…と思いながら私的なことで、いろいろ予定が立てられず、
もう少し落ち着いたら何かしたいな、と思っています。

最近読んでおもしろかった食に関する本。
悪魔のピクニック(タラス・グレスコー)
不味い!(小泉武夫)
もの喰う人々(辺見庸)、を開くのは3回目。
世の中の人が何を食べているのか、やたらと気になります。
食べることは中毒。中毒にかかっている人が、生きる人、なのだ。
今点滴のみでベッドに横たわっているおばあちゃんを想いながら思う。

なんか今日はB面みたい。
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by mido-remix | 2007-04-11 20:50 | | Comments(6)
2006年 10月 24日

○△×

実家の物置き部屋の、段ボールの中から
懐かしい本を見つけた。
多分、生まれてはじめて買ってもらった料理の本だと思う。
小学校に上がる位の頃。

子供向けの簡単な料理の作り方がイラストで説明されている。
今見ると、イラストや写真にあまりにも時代を感じて笑ってしまう。
ちょっとした料理のポイントなんかも丁寧に書いてあるし、
洋服に染みをつけた時の対処法まで載っている。
料理はおにぎりから変わり寿司、
インスタントラーメンからハンバーグ、ナポリタンスパゲティまで幅広い。

パラパラめくっているとメニューの上に鉛筆で○とか△とか
印がつけてあるのに気がついた。
自分の好みや注意書きが、小さなわたしの文字で書き込んである。
ツナ入りオムレツのところには、
当時、うちではツナをあまり食べなかったので
「おむれつだけでつくる」と書いてあったり
玉子がゆの、がゆの横に
「おかゆのこと」と書いてあったり。

この本をめくっては、どれを作ろうかとワクワクしていた自分を
熱心にページをめくっている娘を見ていて思い出した。
彼女は何を作ってくれるのかな。



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by mido-remix | 2006-10-24 22:20 | | Comments(6)
2006年 07月 25日

料理本を2冊

もうめっきり料理本というものを買わなくなった。
それというのも新しい発見になかなか出会わなくなったからで
でも本屋さんで時間つぶしをする時なんかは
やっぱり料理本のコーナーでぱらぱらと新刊をめくっていたりする。

どうしても欲しくて買った本はやっぱり
何度も開いている。
開くたびに新しい発見があって、
背筋が伸びたり、台所に立ちたくなったり、
誰かを招きたくなる。

家で、辰巳芳子さんの本と同じくらいよく開いているのが
『わかりやすい日本料理』
調理師学校の日本料理の教科書だった。
高い本なんだけど、これがあるからもう料理本はいいや。と
思うくらい勉強になる本。
本物の人が作った本は本物の本だと、本当に思う。

店で、メニューに詰まったり、知らない野菜に会うと開くのが
『おいしいから野菜料理』
自然食通信という、もう廃刊になった雑誌に載った
読者の人から寄せられたレシピを載せた本。
凝ったものから、料理と呼べるのか。というものまで
とにかくたくさん載っている。
ヒントがいっぱい詰まった楽しい本。

最近いろいろ忙しくてパリッとしないから
新しい発見をしてやる気をもらわなきゃ。
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by mido-remix | 2006-07-25 21:58 | | Comments(0)
2006年 03月 22日

味ばなし

料理の中では食べるのも作るのも和食がいちばん好きだ。
もちろん他の料理も大好きだけど
なんだろうなあ。やっぱり日本人だからなのかなあ。

にほんじん云々は置いといて、日本料理の文化が好きだ。
他の国の料理のことを詳しく知ってるわけじゃないけど
丁寧、とか、心遣い、とか
そういうことにかけては一番なんじゃないかな。

炊きあわせ、なんてひとつひとつの具材を別々の調味料で別々に炊いて
お皿に合わせ盛るのだ。
そんな面倒なことをする理由は「その方がおいしいから。」
相手においしく食べてもらうために手間を惜しまず、
しかもあくまで、さりげなく。
上からかけるお汁でひとつにまとめあげるものなので
どれをかけるか、それも心配り。

ひさしぶりに読み返している
『吉兆味ばなし』
ずいぶん前に読んだので中身をすっかり忘れてしまっていたけど
今読むと新しく感じ入ることがたくさんある。
まさに、日本料理の、こころが書いてあると思う。
今日読んでいて、ほうっとため息をついてしまったのが
手間ひまのかかることを心底楽しんでできないとほんとの料理は作れない。
暇な時に、そういうことをやりためておく。
これは「たしなみ」であるが本当は「たのしみ」である。
というくだり。

ああ、日本人でよかったなあ。
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by mido-remix | 2006-03-22 22:29 | | Comments(3)
2006年 03月 06日

引き出し

実家から採れたてブロッコリーをもらった。
 
新鮮な野菜って茹で時間が短い。
すぐに柔らかくなるのだ。
多分、時間が経っていない分、水分量が多いのだろう。
瑞々しいというもの。

昨日本に載ってた、豆腐マヨネーズを作ってみたので
一緒に食べてみる。
今までいろいろな豆腐マヨネーズレシピを試したんだけど
これが一番おいしかったので紹介しときます。

 木綿豆腐1丁をしっかり水切りし米酢大さじ1と1/3、梅酢大さじ2/3、
 レモン汁大さじ1、米飴大さじ1、白味噌小さじ1、マスタード小さじ1、
 塩小さじ1を一緒にミキサーかフードプロセッサーにかける。
 紅花油を少しづつ加えて攪拌しなめらかなピューレ状にする。

家にある材料ばかりではなかったので、米飴は砂糖(てん菜糖)、梅酢と塩は梅干しの汁で代用した。
マヨネーズよりおいしい!ってほどではないけど
しみじみとしたおいしさ。
たっぷり野菜に付けて食べると優しく野菜を引き立てる。

ものの試し、で気が向いたら作ってみてください。
アボガドと一緒に薄切りのパンドカンパーニュに載せて
食べるとすごくおいしい。
食べたことない味。から新しい味覚が生まれ、
好奇心が広がっていく。
人間である以上食べ物に保守的になるなんてつまらない。


 

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by mido-remix | 2006-03-06 22:12 | | Comments(3)
2005年 12月 26日

からだの声

半月ほど前に、ものすごく体調を崩して
それから大分回復したけど、なかなか万全とは言えない。

高熱を出す5日ほど前から、右の手首が痛くなって
整骨の先生に診てもらうと
「これは体の悲鳴だよ」と言われた。
 
体調を崩すたび開く本がある。
『the self-healing cookbook』という本。

マクロバイオティックという玄米菜食の入門書。
わたしはやっぱりお酒もケーキも、たまにはお肉も食べたい人なので
これだけストイックな食生活をする自信がないのだけど
この本の中にすごく、好きな部分があって。

それは自分の体の声を聞きながら食べると言うこと。

やけ食いや無駄食い、ついつい意味のないつまみ食いをしようとするとき
自分に聞いてみる。
 本当にそれが食べたいの? 

違うなあ。
ってときが多い。

食べ物の中身にこだわる前に、
食べることを大切にすること。

自分のからだの声をちゃんと聞きながら、味わって食べることが
食べる。
いのちを養う。ってことかもしれないな。
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by mido-remix | 2005-12-26 21:08 | | Comments(5)
2005年 12月 10日

絵本の中の匂い

子供の頃、絵を描くのと同じくらい好きだったのが
本を読むことだ。

本だけは、母は文句をいわず買ってくれたので
いつも本棚はいっぱいだった。
小学生になると毎週図書館で大量に本を借りていたし、
今から思い返すと驚くほど、たくさんの本を読んでいたと思う。
でも今はそれらの大量の本の中身はほとんど頭の中に残ってない。

けれど、なぜか、
本の中に出てくる食べ物の匂いだけが記憶の中に残っていて

ミキサー車からあふれでるソフトクリーム。
王様の食べるふわふわのオムレツ。
トラが溶けた黄色いバター。
くまのパン屋さんの色とりどりの外国のお菓子。
チョコレート工場はもちろん
こまったさんのイカのカレーに
カギばあさんが作るチョコレート味のおやつなんかもあったなあ。

昔から食いしん坊だったのだろう。

言葉と絵だけで『おいしそう』が膨らんでゆく本の中の食べ物は
子供が一番そのおいしさを味わえるのかも知れない。
大人になった今でも、タイトルを聞くだけで
内容より食べ物の匂いが先に記憶の中に蘇ってくるのだから。

そうそう。
この間からずっと気になっているんだけど
ぐつぐつ煮える囲炉裏の鍋の中のおもちを
天井裏から長い竿竹かなにかでつついて盗み食いする昔話はなんでしたっけ?
内容も全く覚えてないんだけど
湯気の立ち上る、あつあつのおもちの匂いだけが
くっついて離れなくて。





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by mido-remix | 2005-12-10 23:17 | | Comments(4)
2005年 11月 04日

食べるひと、作るひと

なにかで、やっていこう。と思った人には
割と神様がいるものだけど
わたしにもやっぱり神様がいる。  

辰巳芳子さんという料理家の人だ。

10年前、料理にはまりだした頃、
図書館で毎週たくさんの料理本を借りては
気になるページを6円コピー屋さんでコピーし、
ノートに分類していた。
その中で出会ったその人の本は
何も料理が分かっていないわたしが分類するまでもなく
美しく分類されていた。
その行間には経験と途方もない時間くり返されたであろう熟考が見えかくれしていた。

そして調理師学校を出て、勤めて、店を始めて、やっと
この人は本当に、料理を自分の名前を誇示するためや、
お金のためだけに作っているのではないとわかった。

食べてもらう人への思いがすべてのレシピにあふれているのだ。

それからずっと辰巳さんの本はすべてわたしの宝物になっている。
何度読みかえしても、自分の料理でお金を頂いていることを恥ずかしく思うし、
食べてもらう人がいて、料理をつくるという行為は成り立つのだと
思い知らされる。

写真がきれいで、おしゃれなだけの料理本を買うくらいなら
ぜひこの人の本を買ってみてください。
ほんとに。

あ。でもわたしの料理が欠点だらけにみえて
食べる気がしなくなるかもしれません。
それって困るなあ…。
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by mido-remix | 2005-11-04 23:27 | | Comments(2)