寒いのが苦手だ。
薬膳の先生が、
冬はダイエットをしてもダメ。冬は冬眠の季節だから、生命活動が活発になる春に向けてじっとパワーを蓄える時季なのです。
と言っていた通り、暖かくして食べること以外何もする気がなくなる。
こんなことではダメだなと、たまってきた用事を片付けようとするけど、
1時間も動いたら、熱いお茶を入れて、また元の位置に戻ってしまう。
年末前に仕込んだ白味噌と、醤(ひしお)がいい感じの味になってきた。
知人が玄関に保存するといいよと教えてくれたので、古新聞入れの棚の上に発酵ものの容器を置くスペースを作っている。
玄関はドアの開け閉めがあるからいい具合に空気が入れ替わり、涼しい場所だからということらしい。
今年初めて教わって作ってみた醤はとても重宝していて、なんにでも添えて食べている。
麦と大豆の麹に醤油を入れて発酵させたもので、たまり醤油の味噌といった感じの濃厚な調味料。
食材を混ぜ、寝かせておくだけでこんなに良い味になるのなら、
ゴロゴロ寝てばかりいる私も、勝手にいい味になってくれないかな。