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2006年 01月 29日

料理人

わたしはまだ行ったことがないのだけど
カシミールという有名なカレー屋さんがあって
そこの店長の後藤さんという方が
料理は素材じゃない。料理人のウデだ。
と言われるのだと、お客さんのAさんが以前話してくれたことがある。

Aさんは自分でも料理を作られるし、
いろんな食材を、こだわりを持って取り寄せたりされるので
いやいや、でもやっぱり、いい素材を使うと味が違うでしょ。
と反論しても頑として自分の意見を譲らないので
どこまでいっても話が平行線なんだそうだ。

その話を最近ずっと思い出していた。
後藤さんというかたがどんな意味でそう言われたのか詳しくはわからないけど
わたしもある意味その意見に賛成なのだ。
おいしい食事は素材だけど料理。はあくまで料理人のウデ。というか。

わたしは家では野菜や調味料も取り寄せで買ってるし、
少しでもおいしくて、いい食材を手に入れたいと思ってる。
でもお店では、お金をもらって料理を作ってる以上、
お金のもらえる料理を作らなくちゃ。って思ってる。
(思ってるだけだけど。)
よい食材によい調味料、おいしいに決まってるけど、
それだけに頼ってる料理で、材料費以上のお金をもらっていいのかな。

料理人として、後藤さんがこの言葉を言われたんだとしたら、
すごく立派な料理人だと思う。
すごい楽器があっても演奏ができなかったら素敵な音楽は聴けないもんね。
すばらしい演奏家はおもちゃの楽器でも人を感動させられるのだと思う。
もちろん、すごい楽器をすごい演奏家が奏でる音楽が最高だと思うけど。
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by mido-remix | 2006-01-29 00:37 | いろいろ | Comments(4)
Commented by nina at 2006-01-29 17:28 x
わたしもAさんと同じこと思ってます。けど、今そこにあるものを使って、それ以上のものを作り上げることができるのは、やっぱプロの料理人と思います。ただ、よりよい素材をできるだけ安く入手する努力や技(ネットワークというか・・)もプロには持ってほしいな、と。
だから、ここでmido chanの飾らないことばで、その「くふう」や「心配り」がぽろっと(笑)見えるとき「プロ」を感じます。
Commented by mido-remix at 2006-01-29 22:49
もちろんもちろん!
わたしもそういう努力や技って絶対必要だと思います。
素材を軽視してるわけじゃありません。
そういうのも全部ひっくるめて、
その店(作る人)の味。というのをお客さんが求めて来てくれるようじゃなかったらだめだよなって思って。
お金もらって提供する人であり、お金出して食べる人の意見。

Commented by hobodai at 2006-01-30 20:20
食材と料理の腕の話を音楽に例えるなら、それって、いい「音質」といい「音楽」の違い、だと思う。それと音楽における楽器って、料理でいえば、食材や調味料というより、包丁や鍋やオーブンのようなものやないかな、と思います。で、いい道具を大事しこだわる半面、道具がなければないで、知恵と技術でカバーしてみせる、腕と経験と気概を持っている。それがプロやという気がする。ともかく、midoさんも後藤さんもプロですよ。立派な。
Commented by mido-remix at 2006-01-31 19:53
いやいや。
難しいですね。例えって。
とにかく、なんでも来い!な料理人を目指そうと思います。


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