久しぶりにまとまったお弁当の注文をいただいたので、
みんなで張り切って前日から仕込み。
本当にありがたいです。
いつもなぜかそうなんだけど、
こういうときに食材と巡り合わせる運が、嬉しいことに私にはあるらしく、
いい野菜とか変わった食材がちょうど手に入ったので、
楽しみながら取りかかることができた。
以前、お弁当屋さんに勤めていた時、
いつも一緒にお弁当を作っていたおばちゃんではなくて、
別のスタッフの人と2人で臨時注文のお弁当を任されたことがある。
うるさいおばちゃんがいないので、好きなものを入れたり、
普段それには使わない容器に入れてみたりして、すごく楽しかった覚えがある。
おばちゃんがいないから、いいのができた。と2人で言い合ったけど、
本当は、2人ともおばちゃんにいつもしごかれているからこそ、
こんな風にできたと何となくわかっていた。
お店の普段の料理以外の注文を受けるとき、いつもあの時のことを思い出す。
自分が毎日何を積み重ねられているのかわかる瞬間を
わくわくしながら感じられることを幸せに思う。
もちろん、それでいっぱいへこんだりもする。
一緒に取りかかってくれたスタッフも、
一緒にそれを感じてくれたら嬉しいなと思う。