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2010年 06月 14日

答え

スタッフみんなでもう3年ほど、数ヶ月に1度近くのカフェで開かれる
東京の焙煎家、Wさんのコーヒー教室に通っている。
ここ数回はタイミングが合わず、私は行き逃しているのだけど、
他の2人は毎回欠かさず通って、Wさんの反応に一喜一憂している。

コーヒーとカレーに関わる人は、うんちくが長く、変わった人が多いと
某出版社の編集担当の友人が言っていたが、
Wさんの教室もコーヒーのことというか、人生に対する云々が長く、
コーヒーの入れ方の説明も抽象的で、
正直、最初は何を言われているのか、よくわからなかった。

それでも、1度くらい「うまく入れられたね。」
と言われたくて何度か通っているうちに、
そのうんちくとコーヒーの関係がわかってきて、面白くなってきた。

「始まりがあるものには終わりがある。」
コーヒを入れる時には、
出来上がりの味をちゃんとイメージして入れ進めること。
ただ、マニュアルに沿ってお湯を注せばいいのではなく
欲しい味を作るために、ひと注し、ひと注しの作業があることを理解する。

これはどんなことにも共通している。
もちろん料理にも。
ただ、調味料や材料を加えるのではなく、
こんな味の料理にしたいとイメージして、
必要なタイミングに、必要なものを加えていく。
この技術が「料理」なのだから。
もちろん、探しながら進めることもありなんだけど。

ところで先日、Wさんと話をしていたら、
焙煎をやればやるほど以前ほど豆にこだわらなくなったと言われていた。
素材以上にちゃんとした下ごしらえ。
私が心がけていることと同じだと思った。
だから通い続けているんだと思った。

お店では縁あって、開店当初から当時気に入っていたコーヒー屋さんに
ずっとお世話になっている。
もっと評判のいい有名なコーヒー屋さんを紹介されたこともあったけど、
今はこの豆をもっともっと美味しく入れられるように、
とりあえずみんなで頑張り続けようと思う。
イコールの先が満足ならば、何を足しても引いてもいいのだ。






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by mido-remix | 2010-06-14 20:38 | いろいろ | Comments(6)
Commented by MABO at 2010-06-16 00:37 x
突然のコメント失礼します。偶然ロカの定食の本に出会い購入いたしました。素敵な本ですね。私も埼玉でイルパライソというお店で毎日料理を作っています。
本を拝読して刺激されました。自分も料理が好きなんだなと再確認することができました。ありがとうございました。
Commented by mido-remix at 2010-06-17 22:40
こちらこそ、ありがとうございます。
同業の方にこういうコメントをいただくと、とても励まされます。
お互い、大好きなことを仕事にできている幸せを感じながら、
頑張りましょう!

Commented by るー at 2010-06-21 17:07 x
先日ロカのクリップいただきました。うれしくて手にして眺めてはニヤニヤしています。
「ロカの定食」に出会って、白和えを作るようになったり、野菜のおいしさを再発見したり、私の生活に新しい楽しみができました。
すてきな本を出していただいて、ありがとうございます。
またお店に伺います。
おいしい定食をいただくことを楽しみにしています。
Commented by mido-remix at 2010-06-21 23:56
ありがとうございます。
レパートリーに加えていただいて、ほんとうにうれしいです。
クリップはスタッフが何度も試作して作ってくれたものです。
本同様、末永く、よろしくお願いします。
また、是非、いらしてくださいね。
Commented by 奈津美 at 2010-10-26 21:25 x
はじめまして。
先日ご著書について知り、早速購入しました。海外在住なので届くのが待ち遠しいです。私も、人様に食事を提供することで生活をしている幸せ者です。仰る様に、イメージをはっきりとさせて料理するのとしないのとでは同じレシピを使っても全く違うものが出来ますよね。
これからブログの更新楽しみにしています!
Commented by mido-remix at 2010-10-26 23:40
はじめまして。
異文化の中で料理のお仕事をされているなんて、羨ましい!
憧れます。
恥ずかしながら、本を買ってくださったんですね。
ありがとうございます。
またブログにも遊びに来てくださいね。


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