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2009年 12月 21日

くせと個性

最近とても好きな野菜がある。
それは、今がとても美味しい春菊。

子供の頃は、青臭くて、なんだか苦くて嫌いだった。
鍋の中に入っていたのを除けて食べていたっけ。
けれど、母が作ってくれた料理の中に、好きだった春菊の料理が2つある。

ひとつは、ささみの茹でたものを細かく裂いて、
茹でた春菊とお醤油で和えたもの。
春菊の和え物もこれなら食べられた。
母の料理は子供に食べさせるものでもお子様仕様ではなかったから、
確か、からしがしのばせてあって、
今から思えば、小さい頃からオツなものを食べさせてもらっていた。

もうひとつは、春菊の天ぷら。
母は普通に天ぷらをする時には、これを作らず、
うちでは、うどんすき、と言うと、鍋焼うどんのようなものに、
母が大皿いっぱいに揚げた天ぷらを、銘々好き勝手に鍋の中に突っ込んで、
温まったところをうどんと一緒に食べる。というのもだったのだけど、
この、うどんすき、をする時だけ、必ず春菊の天ぷらが入っていた。
うどんだしにくぐらせた春菊の天ぷらは、
おひたしにすると苦手だった独特のくせが、いい感じになって、
とても美味しかった。
今でも、うどんに春菊の天ぷらを乗せるのがとても好きだ。

お店で使っている、大山崎産の春菊は、とても男らしい青臭さがあって、
いろんな料理の中に、ちょこっとだけ入れてもちゃんと主張する。
そこで、なんでもない料理の中に、アクセントに使うのにハマっている。
野菜を作っているモヒカンのK氏が、
「インスタントラーメンにうちの春菊を入れたらラーメンがデラックスになった。
そういうテンションで野菜を作りたい。」
と言っていたけど、
いけてますよ。K氏。
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by mido-remix | 2009-12-21 23:14 | たべる | Comments(0)


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